エアロゲルとは･･･

TOP　＞エアロゲル

産業用原材料 "断熱固形物" として知られるエアロゲルは、建物、産業インフラ、および消費者製品向けの省エネ材料と持続可能な製品の熱性能を向上させるために使用されるだけでなく、塗料への高性能添加剤としての役割も果たします。

エアロゲル（aerogel）とは、簡単にいえば細かく均一な内部構造（細孔、骨格）をもつスカスカの構造体のことです。

エアロゲルは、二酸化ケイ素粒子が３次元構造をもちナノサイズの結晶体の個体です。

地球上の最も軽い個体で材料は、その重さが空気の２倍だけですが、自重の4000倍の重さに耐えられます。また、断熱性能はエアロゲルを超える個体はございません。

その構造を活かして断熱、防水、防火、防凝縮、防音の優れさも同時に通気性も優れております。

エアロゲルの微細構造は、緻密な一次粒子が凝集した二次粒子が、さらに数珠状に連なったものといわれています。

エアロゲル粒子は、開鎖かつ多孔質で、微細構造を持つ軽量の疎水性合成非晶質シリカです。多孔質構造は空気の平均自由行程より小さく、熱伝導性を大きく制限するため、断熱性能が大いに高まります。